|
□■商品へ GO■□

『人にやさしい椅子』は
@背筋が伸びて楽な姿勢で座れる。
A人の体は動いているのが自然です。
を、満足させる椅子です。
椅子の歴史をお読み下さい。
結構面白いですよ!(^o^)
★椅子のショートヒストリー★
何千年もの間、人は色々な形の座る道具を使ってきました。
しかし、いつそしてどのようにその習慣が始まったかはわかっておりません。
最も一般的な説は、権威者や首長が石または木に座り、
自分を他の者より高くしていたようです。(W.ロツラー説)
椅子はほとんど常に権威の象徴であったと言われてます。
古代エジプト王は、自身が拝められる様な場において、
必ず高い背もたれの王座に座りました。
ファラオは、腰、ひざ、くるぶしを直角にしてまっすぐに座りました。
その形式ばった姿勢は神格的な地位を強調しました。
その王座は座る部分が床とほとんど並行です。

現代の私達の机に座ってする仕事は、
ファラオの仕事とはまったくかけ離れているにもかかわらず、
現代の正しい座り方は明らかにファラオの座り方の影響を受けてます。
古代エジプトの職工たちはまったく違う椅子を使用しています。
それは前方が低くなる様に傾斜した椅子です。

これは彼らが仕事に没頭する必要があり、
そういう形の椅子を使うと気を緩める事は不可能なのです。
古代ギリシャでは討論するときは座るより歩きました。
その時代に仕事をするのに椅子を使う数少ない仕事の1つは修道士でした。
印刷技術が発明される前、全ての本は手書きであり、
修道士達は長時間椅子に座って注意深く文字を書き写しました。
下の図は修道士が急な角度で手前が低くなる様に傾斜した机に向かって
書物をしているところです。

リンネとゲーテ、二人とも読み書きするのに腰をかけるというよりは、
またいで座る椅子を使用していました。
下の写真の椅子と机は95cmと110cmの高さです。

北欧では椅子はどちらかというと新しい部類の家具です。
椅子が一般家庭に普及したのは200年ほど前です。
18世紀の終わりまでは長椅子が使われていて、
これは丈夫で簡単に作ることができたからです。
★古き時代のヨーロッパの規律★
19世紀の産業革命に伴い、仕事をする上で椅子の使用が高まりました。
仕事場でさえ体裁を守る事が重視され、
否応無しに上半身を真っ直ぐにして浅く座らなければなりませんでした。
もちろん子供たちでさえ、きちんと座ることが要求されました。
教育が盛んになると学校机のデザインへの関心も高まりました。
下の図は1884年にドイツで作られたものです。
ビスマルク時代のドイツにおいて、
規律正しく直角に腰とひざを曲げるような椅子が使用されていても、
別に驚く事ではありません。
しかしこの形が現代の学校で使われている椅子や机に
影響しているのです。

★バランスのとれた姿勢★
下の図はキーガンによって描かれた図です。
図Cがくつろいだ状態の姿勢で、股関節が45度程度曲がっています。
この状態が股関節に楽な姿勢で、ももの前部と後部の筋肉が、
非常に良くバランスのとれた姿勢です。

図DやEの様に足を曲げると、ももの後部の筋肉が引っ張られます。
また図Aの様に股関節を後ろに反ると
ももの前部の筋肉が引っ張られます。
Bが立った状態ですが、この姿勢からDの90度の座る姿勢になるとき、
60度股関節を曲げ、30度腰曲部を動かしているわけです。
(下図左側)

理論的に言うと股関節が45度に曲がる座り方が理想と言えます。
なぜなら身体の前部と後部の筋肉バランスがとれる姿勢だからです。
この理想的な姿勢は乗馬の騎手の姿勢と同じ姿勢です。

背中を痛める人や筋肉の疾病患者に、
乗馬が治療の1つとして認められています。
乗馬をする時背筋を真っ直ぐにして座り、
同じに腰曲部をそのままに保てます。
理由は、ひざの曲がり具合が直角より大きく開くからであり、
股関節は60度、そして重心を垂直に保っているからです。
普通の座り方をすると股関節が60度曲がり、骨格軸がずれて、
身体の重心も後ろへ数cmずれるのです。
そのために湾曲が起こり、余計背中が曲がり、痛めるのです。
★傾斜した椅子★
子供たちは利口です。
勉強したり、食事をしたりする時に
自然に椅子を前に傾け、椅子の後方を浮かせて座る事が
楽である事を知っています。
あなたも子供の頃しませんでしたか!?

この椅子を傾けた姿勢こそ、『正常な姿勢』や『乗馬の姿勢』です。
なぜ彼らはこの姿勢にたどり着いたのでしょうか?
直角に座った姿勢は机から目の位置まで60cm前後離れており、
集中した仕事や勉強をするには離れ過ぎです。
また股関節や筋肉、腰にかなりの圧迫がかかり、
短時間で座りごこちの悪さを感じてしまう姿勢です。

読んだり、書いたり計算などをするためには
目と机の距離を短くしなければなりません。
そのために下図のように背中を曲げてしまいます。
下図はあまり大きくない角度(20度)、腰のあたりを曲げた姿勢です。
この場合第3から5の脊椎が主に曲がっています。

背中を曲げるのを避けるため
多くの人は椅子の前端だけ使って浮く様に腰掛けます。
この場合椅子の座る部分とももの部分は20度くらい開きがあり、
背中が曲がるのを20度分防ぐ事ができます。
背中を真っ直ぐにした状態で机に顔を寄せる事もできます。
さらに首を曲げればもっと近づく事ができます。
しかし椅子の端が足に食い込み、
足の血液の循環を悪くし、神経に負担をかけます。

椅子に座って休息したり、講演や討論を聞いたり、映画を見たりするとき、
椅子に浅く腰掛け、背もたれに持たれる格好をします。
この時腰の曲がり具合は下図のように110度と広がっています。
股関節はくつろいだ状態に近く、背中とももへの圧迫も少なくなります。
しかし目の位置と机は離れ、細かい仕事はできません。

このようにして子供たちは
『前方に傾斜する椅子』が
背中の痛みを防いでくれるという事を
身体で知っているわけです。

高さや傾斜を調整できる椅子と机を用意して、
大人と子供80人でテストしたところ、
全ての人に好まれた姿勢は
背筋を伸ばして座るという姿勢でした。
下図左側はISOに推薦された椅子と机です。
どちらが学習しやすそうか、一目でわかりますよね!?
★PC利用者での実験★
PC利用者にとって普通の座り方は決して正しい座り方といえません。
調査によると肩や首の痛みを訴える人は、
普通の事務員に比べて5倍の数だという事です。
その理由としては、
テンポが速い反復的な作業で、
腹部を圧迫するような無理な姿勢をしているからと考えられます。
ところが、傾斜した椅子と机に取り替えて、
高さを15cm高くしたら痛みが楽になったそうです。
下の図は、PC利用者に椅子を自由に調整してもらい、
本人が一番楽だと感じた椅子に座った写真です。

皆、椅子を前傾させ、
腰の角度は110度から130度で腹部に圧迫感がなく、
、背筋が伸びている姿勢を好んでいます。
★働く・学習する姿勢★
積極的に仕事や学習に取り組もうとすると、
どうしても前かがみに背中を丸めた姿勢になってしまいます。
後方が低くなる様に傾斜した椅子はそれをも妨げます。
ももへの圧迫を避けるためには、椅子を前方へ傾けなければなりません。
もし滑り落ちてしまうような感じがする場合は、
椅子を低い高さに調整すれば良いのです。
背もたれは自由な動きをする上での妨げになりますので、
できる限り使用すべきではありません。
後方に傾斜した椅子はくつろぐときのみに使用すべきです。
ノルウェーのバランスチェアはこの原理を取り入れた傾いた椅子です。
さらに前方へすべるのを防ぐために膝をあてる所をつけました。
この椅子でパーフェクトな背中の姿勢を保つ事ができます。

もちろん簡単に自分の椅子や机を改善する方法があります。
一番簡単にできるのは、椅子のシーとの後方に毛布などをたたんで、置く方法です。(左上)
また机の手前が低くなる様に傾斜した台を置けば、
机を高く傾斜させる事ができます。(左上)
また椅子が4本足の場合は、前足1本を短く切る方法もあります。(左下)
さもなくば普通の椅子を反対に腰掛けて座ることもできます。(右下)

この前方に傾斜する椅子を使い始める最初の週は、
1日の内30分から1時間のみ使用すると良いでしょう。
理由は今までとまったく違う方法で筋肉を使うからです。
段々と時間を増やして慣らしていってください。
★結論★
何千年もの間椅子は儀式的、そして宗教的重要性を意味していました。
それゆえに神秘だったのです。
ところが現代では重要な生活道具へと発展し、
日常生活の一部となりました。
残念なことに現代でも古代と同じ使われ方しかされておりません。
ファラオのような座り方を強いられても、
テンポの早い時代仕事や学習をするのに、
くつろいだ姿勢をするわけにはいかないのです。
直角に座る座り方が、良いのかという点に関して
宗教・秩序・美学に基づいたものであり、
科学的根拠はまったく見られません。
また過去40年もの間、
背もたれは良い姿勢を保つための道具と言われてましたが、
何にも効果がありません。
後ろに持たれかかったときだけ背もたれは効果を発揮するので、
積極的に仕事や学習しているときの前かがみの姿勢には
まったく影響がないのです。
座る姿勢についての科学的実験の多くは細かい事を詳しく調べる事にしています。
細かい事を詳しく調査する場合、結果を鑑定するのは困難な事です。
それらの調査のため、相当な労力、モノ、時間、費用、人の協力が必要で、
その結果として『働く・学習する人』のための椅子がデザインできました。
この新しい椅子と机は絶対に優れています。
皆様が実際に使って経験してみる事を勧めます。
頭を使って、背中を楽にしてあげましょう。
書籍『座る人』 A.C.マンダル より
□■商品へ GO■□
|